すそばながわせんじょうちいせきぐん にしかたいせき 3
裾花川扇状地遺跡群 西方遺跡(3)
- 副書名
- 高田西方共同住宅新築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
- シリーズ名
- 長野市の埋蔵文化財
- シリーズ番号
- 153
- 編著者名
- 遠藤恵実子
- 編集機関
- 長野市教育委員会 文化財課 埋蔵文化財センター
- 発行機関
- 長野市教育委員会
- 発行年月日
- 2019年03月29日
- 要約
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調査で確認した遺構は、古墳時代から平安時代の溝・土坑・ピットである。いずれも遺物の出土量が少なく明確ではない。過去に行われた周辺の調査では、同時期の住居跡が確認されていることから、今回の調査区はこうした集落域の端部に位置しているものと考えられる。
このほか土坑から磨製石斧1点が出土した。縄文時代の所産と考えられ、周辺の調査ではこれまでに確認されていない。
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