
まちかわだいせき 2
町川田遺跡(2)
- 副書名
- 令和元年度防災・安全交付金(道路)工事(関崎橋東)に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
- シリーズ名
- 長野市の埋蔵文化財
- シリーズ番号
- 156
- 編著者名
- 遠藤恵実子
- 編集機関
- 長野市教育委員会 文化財課 埋蔵文化財センター
- 発行機関
- 長野市教育委員会
- 発行年月日
- 2020年12月25日
- 要約
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千曲川の自然堤防上に位置する集落遺跡である。2面を対象とした調査を行い、1次面では平安時代、2次面では弥生時代後期の遺構・遺物を検出した。
平安時代の住居では、カマドを良好な状態で検出し、このほか性格不明遺構からは、鉄製鎌のほか獣骨片が出土した。弥生時代後期は、住居5軒が密に位置している。炉や炭化面を検出したものが多く、中でも床面上に炭化物が堆積していた住居跡からは、土器と一緒に鉄石英製の管玉が出土した。
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