遺構詳細

SZ1

SZ1

遺跡群
浅川扇状地遺跡群 
遺跡・地点
本村東沖遺跡 
時代・時期
弥生時代 
地区
長野 
所在
上松1・4丁目 本村東沖 
調査年度
1994 
報告書
本村東沖遺跡Ⅱ
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解説
 市営住宅の建設に伴い平成6年(1994)に行われた調査で見つかった3基の円形周溝墓のうちの1基です。南側が古墳時代の竪穴住居跡と重複しており、周溝の一部が失われています。
 周溝は直径7.7mの円形で、北東側に陸橋(出入りのための通路となる周溝の切れ目)を設けています。溝の幅は40~70cm、深さは8~30cmを測り、覆土中からは弥生土器の甕が出土しました。
 墓坑は周溝内側のほぼ中央に位置しています。長さ1.8m、幅1.3mの隅丸長方形を呈し、検出面から底面までの深さは45cmを測ります。内部には組合せ式箱形木棺が納められていたとみられ、木棺の板材を外側から固定していた多量の礫が壁面近くで見つかりました。礫の分布状況から、木棺の大きさは長さ1.3m、幅0.5m程度と推定されます。木棺の推定範囲の東側からは奥歯4本が並んだ状態で確認されており、頭部を東に向けて埋葬していたことがうかがえます。
 墓坑内から出土した遺物には、弥生土器の壺・甕・鉢、鉄釧があります。弥生土器は覆土の中層から上層にかけてまとまって出土しており、木棺の蓋の上に供えられていたものと考えられます。鉄釧は底面近くから潰れた状態で出土しました。破片の中には繊維質が付着したものがあり、布にくるまれて棺内に副葬されていたとみられます。
 

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