せんりゅうしょうぐんづかこふん
川柳将軍塚古墳
- 遺跡番号
- E-119
- 種別
- 古墳
- 時代
- 古墳
- 地区
- 篠ノ井
- 所在
- 篠ノ井石川 湯の入
- 地図
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- 解説
- 長野市篠ノ井石川の標高480メートルの山の上にある、長野市内で一番大きい前方後円墳です。全長は約93メートルで、後円部の直径は45メートル、高さ10メートルで、前方部の幅が26メートル、高さ5メートルです。
墳丘には葺石(ふきいし)とよばれる石で覆われた痕跡や、円筒埴輪(えんとうはにわ)が立っていた痕跡が残っており、墳丘の規模が大きく、堀のようなくぼみがあるのも特徴です。明治時代に一部壊されてしまいましたが、後円部のほぼ中央には竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)があったと推定されており、4世紀後半から末ごろに築造されたと考えられています。
江戸時代の1800年(寛政12)5月に4人の農民が発掘し、銅鏡42面を発見したという記録が残っています。副葬品の一部は地元の布制神社に所蔵されており、現在は長野市立博物館に展示されています。1977年(昭和52)に国の史跡に指定されました。