かんのんさんろくとよのそうしゅうきょくこうぞう
観音山麓豊野層褶曲構造
- 指定区分
- 市指定記念物
- 地区
- 豊野
- 所在
- 長野市豊野町豊野
- 年代
- 時代区分なし
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
-
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- 解説
- 第四期更新世(約180万年前)の地層で豊野砂岩泥岩層と呼ばれている。全体の厚さは約50~60mあり、主に凝灰岩質の泥岩や泥・砂の中間にあたるシルト岩と、中位~粗い粒でつくられる砂岩が交互に堆積してできたものである。最初は水平に堆積していたものが、その後の地殻変動によって押し曲げられ、大きく波のようにうねって盛り上がってから、急角度で善光寺平の方へ下がっている。これを褶曲構造といい、上に向かって湾曲した部分を背斜地形という。豊野層は、北は中野市草間付近から千曲川西岸、南は長野市篠ノ井上石川付近まで続いており、観音山麓の崖に見られるものが最も顕著であったため、この崖を基準にして「豊野層」と命名された模式地層である。
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