遺構詳細

じちんさいいこう

地鎮祭遺構

遺跡・地点
南宮遺跡 
時代・時期
平安時代 
地区
篠ノ井 
所在
篠ノ井東福寺・川中島御厨 
調査年度
1993~1996 
報告書
南宮遺跡Ⅱ(第1分冊)
南宮遺跡Ⅱ(第2分冊)
南宮遺跡Ⅱ(第3分冊)
別冊 南宮遺跡Ⅱ
地図

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解説
 平安時代中頃(およそ1100年前)の竪穴住居跡の中でみつかった土器です。盛りつけに使う杯や盤といった食器類で、2〜3個ずつが伏せた状態でまとまっており、どれも完形に復元できるものでした。おもしろいのは、およそ3 m四方の空間の四隅と中央に配置したかのようになっている点です。偶然の産物とは思えず、何らかの意図を感じます。想像をたくましくすれば、土地の神を祭った儀式の痕跡なのかもしれません。 

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