遺物詳細

ふとがたはまぐりばせきふ

太型蛤刃石斧

遺跡・地点
松原遺跡 
時代・時期
弥生時代 
地区
松代 
所在
松代町東寺尾 松原西・松原東 
調査年度
1990~1992 
報告書
松原遺跡Ⅲ
地図

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解説
 平成2年(1990)から平成4年(1994)に行われた、主要地方道中野更埴線道路改良事業に伴う発掘調査で出土した太型蛤刃石斧で、遺構の外から見つかりました。太型蛤刃石斧は、弥生時代に主に樹木の伐採用に使われた大型の石器です。
 全長12cm、幅4cm、厚さ3.5cmで、断面は円形に近い楕円形です。細長で乳棒状石斧に近く、全体がよく研磨されています。石材はホルンフェルスで、灰白色をしており、強い摩擦を受けた刃部周辺が黒色になっています。刃先は水平で、使用により全体が潰れています。 

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