遺物詳細

ふとがたはまぐりばせきふ

太型蛤刃石斧

遺跡・地点
松原遺跡 
出土遺構
137号住居跡 
時代・時期
弥生時代 
地区
松代 
所在
松代町東寺尾 松原西・松原東 
調査年度
1990~1992 
報告書
松原遺跡Ⅲ
地図

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解説
 平成2年(1990)から平成4年(1992)に行われた、主要地方道中野更埴線道路改良事業に伴う発掘調査で出土した太型蛤刃石斧です。137号住居跡から見つかりました。太型蛤刃石斧は、弥生時代に主に樹木の伐採用に使われた大型の石器です。
 全長12.4cm、幅6.9cm、厚さ2.5cmで、断面は非常に薄く扁平に近い形をしています。側面は刃先に向けて拡がり、石材は砂岩で、全体が青灰色をしています。刃部は片刃で、製作途中かあるいは再生途中と考えられます。 

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