遺跡・地点詳細

くわねいそらづかこふん

桑根井空塚古墳

指定区分
市指定記念物 

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遺跡群
桑根井・平林古墳群 
遺跡番号
F-108-1 
種別
古墳 
時代
古墳 
地区
松代 
所在
松代町豊栄(桑根井)空塚 
地図

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解説
 皆神山の東南、藤沢川左岸の段丘面に築造されており、現在墓地として利用されているため墳丘の一部が削平されていますが、直径17m、高さ3.4mを測る土石混合墳丘の円墳です。
 埋葬主体部は、竹原笹塚古墳と同様な合掌形天井の横穴式石室で、ほぼ南に開口しています。石室の規模は、全長6.1メートル、羨道(せんどう)の長さ1.1mで、羨道の入口は両側壁に板石を横長に立てかけた横口状を呈しています。玄室(げんしつ)は長さ4.2m、幅1.45m、高さ2.1mの長方形で、竹原笹塚古墳より小さいです。側壁は厚さ80cm程度の石塊を並べて石室基底石とし、右側壁からは4枚、左側壁からは3枚、羨道に左右一枚ずつの板石を縦長に組み合わせて合掌形にし、奥壁も若干内傾させています。
 大正13年(1924)に、メノウ製勾玉(まがたま)1点、碧玉(へきぎょく)製管玉(くだたま)1点、糸切り底の須恵器杯1点が発見されたと『松代町史』に記載されていますが、現在所在不明です。
 合掌形石室は、山梨県王塚古墳、福島県長井前ノ山古墳、山形県松沢1・2号墳以外は、長野盆地にのみ集中する特異な形態の埋葬施設であり、古墳時代後期の当地域の特性を考える上で、きわめて貴重な古墳です。
 

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