きただいら1ごうこふん
北平1号古墳
- 遺跡番号
- F-121
- 種別
- 古墳
- 時代
- 古墳
- 地区
- 松代
- 所在
- 松代町東寺尾 北平
- 地図
-
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- 解説
- 平成3年(1991)に上信越自動車道建設の際の土取り場として財団法人長野県埋蔵文化財センターにより発掘調査された古墳です。
尼飾山系から北行する尾根支脈の頂部に位置し、松原遺跡のある千曲川沖積地との比高差は150mあります。主軸長14mを測る前方部が未発達な前方後方形墳丘墓で、単独墓です。
埋葬主体としては2基の石槨状石積みが検出され、小口痕から箱形の木棺が想定されています。土器は棺内に落ち込むような状況で出土し、東海系のひさご壺が在地櫛描文系土器(御屋敷段階)と共伴していました。また墓壙構築面からは数点のガラス小玉が出土しています。
報告者は3世紀後半に比定しています。
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