おおぼしやまこふんぐん(5き)
大星山古墳群(5基)
- 遺跡番号
- G-105
- 種別
- 古墳
- 時代
- 古墳
- 地区
- 若穂
- 地図
-
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- 解説
- 長野市若穂川田地区に所在した大星山古墳群は、高速道路建設の土取り造成に先立ち、財団法人長野県埋蔵文化財センターにより発掘調査された、円墳1基、方墳3基の古墳群です。
大室古墳群とは尾根の反対側に位置する東側の派生尾根上に立地し、直下の水田面からは約40mの比高差があります。
4世紀第3四半期の3号墳に始まり、4世紀第4四半期の1号墳、5世紀初頭の4号墳、5世紀第2四半期の2号墳の順に築造されたことが発掘調査により判明しています。このうち4号墳は、尾根上に並んだ他3基とは若干離れた山腹に位置し、また唯一の石積み墳丘で、埋葬主体部である竪穴式石槨は地山掘り込みによって構築され、斜面下方側には比較的大型の石材が一列に配されていました。合掌形石室が3号墳南裾の付属埋葬施設と2号墳の埋葬主体部に認められ、特に2号墳は箱形石棺状の基部構造上に天井部が一部残存しており、小形の板石を何枚も持ち送り状に重ねて切妻屋根形にしていることが想定されています。
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