にしざわけのみちのくなし
西澤家のミチノクナシ
- 指定区分
- 市指定記念物
- 地区
- 芋井
- 所在
- 長野市大字入山
- 年代
- 樹齢250~300年
- 指定等年月日
- 平成16年8月18日
- 地図
-
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- 解説
- ミチノクナシは双子葉類離弁花類、バラ科、ナシ属に属し、葉の形や芒状鋸歯がある点は果樹のナシに似ているが、果樹の大きさ、形、がく片が宿存する点が異なっている。この種は中国東北部、朝鮮半島、北九州、本州に分布していて、葉の大きさ、形、鋸歯、花柱基部の毛などに違いがあり、変異の幅が広い。別名にイワテナシ、アオナシ、チョウセンヤマナシ、ホクシンヤマナシ等がある。
このミチノクナシは樹高が23~25m、幹の目通り周囲が2.6mで樹齢250年から300年と推定される。地上から10mの枝の付け根にイチイ、コナラ、ウルシの幼木が着生している。樹冠は笠型で 樹勢は旺盛である。植物分類・地理学的にも価値が高く、本種のような巨木はきわめて稀である。
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