やぐもだいこふんよこあなしきせきしつ
八雲台古墳横穴式石室
- 指定区分
- 市指定記念物
- 地区
- 豊野
- 所在
- 長野市豊野町豊野
- 年代
- 古墳時代
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
-
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- 解説
- 伊豆毛神社旧社地内にあり、古来神社の宝物庫と伝えられてきた。土石混合の小円墳であるが、墳丘の一部は失われ、半壊状態の横穴式石室がほぼ真南に向かって開口している。玄室は完存しており、奥幅1.5m、前幅1.8m、奥行3.5mで、中央部が僅かに張りながら前方がやや広がっている。奥壁は縦横1.5mの一枚石で、側壁は自然石と割石を持ち送り式に4段積んでいる。南側の側壁最上段の石積みが失われ、天井石も2枚並べて載せていたが、北側の1枚のみ残存する。玄室と羨道との仕切りは両袖式で、玄門上部のまぐさ石(注)は失われている。羨道部は側壁の基底石が4個ずつ並ぶのみで完全ではないが、現状の長さは3.0m、幅90cmである。古墳時代後期にあたる6世紀末から7世紀代の築造と推定されている。
(注)まぐさ石・・玄室入口の梁にあたる石
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