みっかじょうあと
三日城跡
- 指定区分
- 市指定記念物
- 地区
- 豊野
- 所在
- 長野市豊野町石
- 年代
- 戦国時代
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 川中島合戦に関連して、天文16年(1547)あるいは弘治~永禄年間(1555~69)に上杉謙信の家臣甘粕近江守(おうみのかみ)数直によって築かれ、僅か三日で完成したと伝えられる砦跡である(「千曲の真砂」他)。三念沢がつくったV字谷の入り口で、善光寺平に南面し、標高487mを最高所とする三日城山山頂にあり、西南の標高457m地点に21m×21mの主郭が残っている。主郭の縁辺には、低い土塁が全周し、虎口が南東と北西の2箇所に設けられている。主郭の西南側は三念沢の急斜面に臨み、北西側は窪地となっている。南東側は折れを持つ横堀、北東側は堀切が施されている。北東側は堀切を隔てて土塁があり、曲輪2がある。曲輪2の更に北東が最高所となるが、ここに遺構は確認されていない。
全体的に小規模であるが、遺構の保存状態は良好である。