指定文化財詳細

くらさわけじゅうたくながやもん

倉澤家住宅長屋門

指定区分
国登録有形文化財 
地区
松代 
所在
長野市松代町松代 
年代
江戸末期 
指定等年月日
平成17年12月27日
地図

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解説
　倉澤家住宅長屋門のある表柴(おもてしば)町は江戸時代、武家屋敷の建ち並ぶ地域であった。この長屋門は江戸末期に建てられたと考えられている。この建物は南北に建ち、切妻(きりづま)造、平屋建、桟瓦(さんがわら)葺で、南半分に門口を構え、北半分を家臣長屋としている。門口は中央部に扉を吊り、南端を潜戸(くぐりど)とし、長屋東面に出格子を付けている。柱から扉板まで欅(けやき)材を用いた丁寧なつくりである。近年の改変が見られるものの、街路沿いにあって、往時の武家屋敷の表構えを今に伝えている。