ふじたけじゅうたくどぞう、おもてもん
藤田家住宅土蔵、表門
- 指定区分
- 国登録有形文化財
- 地区
- 松代
- 所在
- 長野市松代町松代
- 年代
- 明治期
- 指定等年月日
- 平成19年12月19日
- 地図
-
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- 解説
- 松代町表柴町は、松代藩初代藩主真田信之が柴村に隠居した折に腹心の家臣達を連れて行きましたが、信之没後その家臣達を現在の表柴町と裏柴町に居住させた為にできたとされる中級武士の屋敷が連なった町並みである。
藤田家土蔵は、表門の北に連なり、切妻造瓦葺き、梁間2間、桁行2間平入り。外壁は塗込め、中塗仕上げである。平成22年に修理工事を実施し、腰板を廻し、軒の垂木を塗り込んだ蛇腹を漆喰塗とした。
表門は、松代藩中級武士の湯本家の表門で、腕木門形式である。開きは6尺2寸、正面右に土蔵、左右に袖を設け、右側は潜戸を開く。左は仲間部屋に連なる。屋根は瓦葺き、基礎は松代藩で古い建物に多く用いられている皆神石を表門、土蔵、土塀に連続して敷設し、表門部分はたたき仕上げで丁寧に仕上げられている。その連続性から同時期に建設されたものと推測され、年代を示す資料を欠くが明治初期と推察される。
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