- 解説
- 像高:68cm、檜材の一木前後矧ぎ。江戸時代に後部補修(松材)
製作年代:江戸時代中期・延宝五年(1677)
体内に次の文字が和紙に書かれている。「實相玄蔵 延宝五巳年二月 ○○○○○○(不明)」延宝五年(1677)を後補の年号と考える説もあります。優れた仏師による本格的な仏像である。本像は、左手に宝珠を載せ、右手に錫杖を握り、左足を垂下させ、巡錫に立ち上がろうとする、いわゆる延命地蔵と呼ばれている地蔵菩薩です。
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