指定文化財詳細

もくぞうひゃくたいかんのんぞう

木造百体観音像

指定区分
市指定有形文化財 
地区
中条 
所在
長野市中条住良木 
年代
江戸時代前半 
指定等年月日
平成22年1月1日

 

解説
桂材、寄木造り、玉眼嵌入、漆箔、彩色。97躯。
製作年代:江戸時代・享保4年(1719) 
銘記:〈千手観音立像像底墨書〉
「享保四年 亥ノ六月十五日 仏師西光 東三十壱番」
法量:代表例(聖観音像)
   立像:総高 45.6cm 像高 28.5cm 肩張 7.0cm
   坐像:総高 32.0cm 像高 14.4cm 肩張 7.1cm
 本百番観音像は、日本百番観音霊場巡り(西国三十三番・坂東三十三番・秩父三十四番)の写しを想定しての造立かと推定されますが、像種別の数が実際の霊場に祀られているものと異なり、中でも聖観音像が40躯と多いことが特徴的です。現状は3躯がなくなっています。 

この文化財を見た人は、ほかにもこの文化財を見ています。

木造聖観音立像

木造地蔵菩薩半跏像

木造聖観音立像

木造聖観音菩薩立像

金剛力士像