せきえいあんざんがん
石英安山岩
- 指定区分
- 市指定記念物
- 地区
- 中条
- 所在
- 長野市中条日高
- 指定等年月日
- 平成22年1月1日
- 地図
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- 解説
- 高さ3.2m、横7m、縦3.9m、現在土尻川流域に散在する石英安山岩は、他の地域では目に触れることができない石です。かつては、この流域に多く散在していましたが、色彩が美しいことや珍しさから、庭石、記念碑などに使われたり、護岸工事などの折に粉砕・搬出されたりして、現在この流域に20個足らずを残すのみとなっています。火山活動の結果、凝灰安山岩等の噴出物の中に、石英安山岩からなる溶岩が偏入して幾つかの岩脈を構成し、この岩脈が何十万年もの永い間の浸食によって、谷壁や崖から転落したり、爆裂で飛散したものが集中豪雨などによって多量の土砂と共に押し出されたりして、土尻川に入って中条地区周辺に留まったと思われます。 200万年前。