ひきもの(さら)
挽物(皿)
- 遺跡群
- 綿内遺跡群
- 遺跡・地点
- 南条遺跡
- 出土遺構
- DSK8
- 時代・時期
- 平安時代
- 地区
- 若穂
- 所在
- 若穂綿内(牛池)南条
- 調査年度
- 1996~1998
- 報告書
- 南条遺跡
- 地図
-
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- 解説
- 井戸跡のDSK8から出土した挽物皿のうち、3点に焼印が認められました。
1は口径17.9cm・器高1.7cm、2は口径17.0cm・器高1.4cm、3は口径17.1cm・器高1.5cmを測り、底部外面の外側に字様の焼印が押されています。L字形の焼印に対して点の位置がそれぞれで異なり、点は棒状工具の先端で別に焼き入れられたとみられます。形状からASK12出土挽物皿に認めれる「木」様の焼印を簡略化したものと思われ、井戸祭祀に伴う呪術的な意味合いが込められていると考えられます。