遺跡・地点詳細

けんえいみことがわだんちちてん

県営みこと川団地地点

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遺跡群
石川条里遺跡 
遺跡番号
E-① 
種別
生産地 
時代
弥生・古墳・奈良・平安・中世・近世・近代 
地区
篠ノ井 
所在
石川・二ツ柳・塩崎・みこと川 
調査年度
1992 
報告書
石川条里遺跡(7)
地図

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解説
 石川条里遺跡は、長野盆地南部に発達した千曲川左岸の後背湿地に立地する、弥生時代から近世までの水田遺構を主体とした生産遺跡です。条里遺構、すなわち現代の水田区画に残る古代の条里地割に基づく遺跡で、その範囲は篠ノ井塩崎・石川・二ツ柳に広がる水田地帯全域にわたります。
 本地点は遺跡の東端、後背湿地と自然堤防の境界に位置しています。県営団地建設にともない平成4年(1992)に調査が行われ、氾濫砂に覆われた平安時代の条里地割に基づく水田跡を調査区全域で検出しました。水田を区画した畦畔は東西方向・南北方向に18本(重複を含む)確認しています。Ⅲ区の南北方向の畦畔は特に大規模なもので、幅1.7~2mの超大型畦畔に分類されます。上面には幅1.2~1.7mの平坦面が形成されており、道路としての機能を兼ね備えていたとみられます。南北方向の畦畔の東側には水田面を覆う粘土塊の集積がしばしば認められ、Ⅴ区ではその内部から灰釉陶器皿2点と土師器杯1点の完形品が出土しています。このほか、中世の土坑・溝などを確認しました。