遺跡・地点詳細

しどうしののいみなみ64ごうせんちてん

市道篠ノ井南64号線地点

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遺跡群
石川条里遺跡 
遺跡番号
E-① 
種別
生産地 
時代
弥生・古墳・奈良・平安・中世・近世・近代 
地区
篠ノ井 
所在
石川・二ツ柳・塩崎・みこと川 
調査年度
1994 
報告書
塩崎遺跡群(8)・石川条里遺跡(9)
地図

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解説
 石川条里遺跡は、長野盆地南部に発達した千曲川左岸の後背湿地に立地する、弥生時代から近世までの水田遺構を主体とした生産遺跡です。条里遺構、すなわち現代の水田区画に残る古代の条里地割に基づく遺跡で、その範囲は篠ノ井塩崎・石川・二ツ柳に広がる水田地帯全域にわたります。
 本地点は遺跡の東端に位置しています。市道建設事業にともない平成6年(1994)に調査が行われ、氾濫砂に覆われた平安時代の条里地割に基づく水田跡を検出しました。水田を区画する畦畔は南北方向に4本検出され、畦畔の東側には氾濫時に水田表層部から移動したとみられる粘土が塊となって集積していました。水田面には足跡とみられる著しい凹凸が残されていました。