よしだまちひがしいせき
吉田町東遺跡
- 遺跡群
- 浅川扇状地遺跡群
- 遺跡番号
- A-088
- 種別
- 集落跡
- 時代
- 縄文・弥生・古墳・奈良・平安
- 地区
- 吉田
- 所在
- 吉田3丁目 町東
- 調査年度
- 1994
2002~2003
2003~2004
2008
2014
- 地図
-
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- 解説
- 平成6年度(1994年度)に民間宅地造成工事にともない実施した発掘調査では、弥生時代後期の住居跡2軒、同後期末から古墳時代初頭の大溝跡2条、平安時代の住居跡1軒が確認されました。このうち大溝跡は同一の遺構と考えられ、一辺14mの方形区画となる可能性があります。また遺構は確認できませんでしたが、検出面や後世の撹乱から縄文時代中期の土器片が多数出土し、近隣に遺構の存在が予想されます。
緊急地方道路整備事業(北長野通り)道路改良にともなう通称SBC通り東端の発掘調査では、弥生時代後期の住居跡1軒、古墳時代後期~奈良時代の住居跡3軒のほかに河川跡、溝跡、土坑などが見つかりました。SA1住居跡からは破壊されたカマドが検出され、構築石材が散乱していましたが、土師器(はじき)長胴甕が伏せられた状態で出土しました。