まいづるやまこふんぐん(2き)
舞鶴山古墳群(2基)
- 遺跡番号
- F-103
- 種別
- 古墳
- 時代
- 古墳
- 地区
- 松代
- 地図
-
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- 解説
- 昭和27年(1952)に米山一政氏が石室清掃調査を実施し、昭和51年(1976)に東京教育大学によって墳丘測量および石室清掃調査された古墳です。
1号古墳は標高514.5mの舞鶴山山頂にある直径32.7m、高さ5.5mを測る2段築成の大型円墳で、墳頂および段築付近から少量の埴輪片が出土しています。墳頂平坦面には全長5.3m、幅70㎝の割石小口積みした竪穴式石室と、木棺直葬と思われる全長3.6m、幅90㎝の掘り込みを検出しました。掘り込みからは珠文鏡1面が出土しています。
2号古墳は1号古墳より距離にして約30m、約8m下位の山頂北西縁に築造された全長36.5m、後円部径19m、同高さ3m、前方部幅18mを測る前方後円墳です。主体部は主軸平行の竪穴式石室で、全長5.3m、幅70㎝を測ります。
大型円墳が山頂で前方後円墳が下位という古墳立地が特徴で、築造年代は1号古墳が5世紀後半、2号古墳を5世紀後半~6世紀初頭に比定されています。昭和53年(1978)長野市史跡に指定されました。
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