わだつかもといせきぐん
和田塚本遺跡群
- 遺跡番号
- G-②
- 種別
- 散布地
- 時代
- 弥生・古墳・奈良・平安
- 地区
- 若穂
- 地図
-
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- 解説
- 和田塚本遺跡群は、若穂地区の川田と保科の境界付近にあり、北西向きの緩やかな傾斜地に展開する複数遺跡の総称です。千曲川に流れ込む保科川と赤野田川が形成した扇状地の扇央部から扇端部にかけての傾斜地に位置しているため、多くが果樹園等の畑作地となっています。北西側の水田地帯には川田条里遺跡が展開し、南東側の扇央部には宮崎遺跡や長原古墳群があり、南側の山地には大星山古墳群や和田東山古墳群が立地しており、縄文時代から古代まで連綿と続く遺跡の集中地帯といえます。
和田塚本遺跡群の遺跡範囲内には、現在のところ散布地である王子塚遺跡、塚本遺跡、けいし場遺跡が登録され、王子塚古墳と和田古墳群が含まれていますが、正式な発掘調査事例がほとんどないため詳細は不明です。近年、赤野田川の改修や市道の建設工事に伴って試掘や工事立会などの確認調査が行われており、今後の調査の進展が期待されます。
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