りんしょうじほんどうおよびおもてもん
林正寺本堂および表門
- 指定区分
- 県宝
- 地区
- 松代
- 所在
- 長野市松代町清野
- 年代
- 万治3年(1660)
- 指定等年月日
- 昭和41年10月3日
- 地図
-
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- 解説
- 林正寺本堂は清野大村集落の西端、やや小高い場所にあって北面している。
もとは真田家2代信政の霊屋(たまや)として長国寺に建てられ、幸道霊屋(現長国寺開山堂)の北に並んでいたが、昭和27年現在地に移建したものである。
信政は万治元年(1658)、父信之に先立って死去し、同年続いて信之も死去した。霊屋はその2年後の万治3年(1660)、信之の霊屋と同時に建てられたものである。
桁行(けたゆき)三間・梁間(はりま)四間の入母屋(いりもや)造りで、修理前に桟瓦葺(さんがわらぶき)だった信之霊屋とまったく同じである。ただ、背面と左右の面がもとは壁だったと考えられるほか、千鳥(ちどり)破風(はふ)・向拝(こうはい)の彫刻を獅子、内部の欄間を天人とするなどの点が異なっている。
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