さなだのぶひろたまやおよびおもてもん
真田信弘霊屋および表門
- 指定区分
- 県宝
- 地区
- 松代
- 所在
- 長野市松代町松代
- 年代
- 元文元年(1736)
- 指定等年月日
- 昭和41年10月3日
- 地図
-
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- 解説
- 真田信弘の霊屋(たまや)は、長国寺の真田信之霊屋の南隣にある。信弘は真田家四代目の城主で、この霊屋は元文元年(1736)の信弘の死後、直ちに建てられたものである。
方三間の宝形(ほうぎょう)造り、柿葺(こけらぶき)で、縁を回し、向拝が付く。正面に桟唐戸(さんからど)をつり、ほかは縦桟の舞良戸(まいらど)はめごろしとしている。組物は出組(でぐみ)・詰組(つめぐみ)で、軒は二軒(ふたのき)の繁垂木(しげだるき)である。
装飾は頭貫(かしらぬき)と内法(うちのり)貫の間に入れた唐草の透かし彫りだけで、信之霊屋に比べるとずいぶん簡素で少ない。
内部も、梁行(はりゆき)の心に半柱を入れて内・外陣の境とし、格子戸を入れ、柱筋でないところに間仕切りを設けるなど、信之霊屋と時代的相違を示している。
現在は歴代藩夫人などの位牌が安置されている。
表門は、柿葺きの四脚門(しきゃくもん)である。
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真田信之霊屋(宝殿・表門) |
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