指定文化財詳細

たまよりひめのみことじんじゃこだまいし

玉依比売命神社児玉石

指定区分
県宝 
地区
松代 
所在
長野市松代町東条 
年代
不明 
指定等年月日
昭和44年10月2日
地図

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解説
 玉依比売命(たまよりひめのみこと)神社は古くから池田の宮と呼ばれ、長い参道の両側は池沼の跡がうかがえる水田で、後ろには天王山を控え、その名にふさわしいところにある。
 児玉石は玉依比売命神の神威によって集まったもので、毎年正月7日の早朝に玉改めの神事が行われる。この神事がいつ始まったものかは古来の記録がないので明らかでないが、明暦年間(1655~1658)にはすでに60個あまりあり、宝永三年(1706)には292個、文化七年(1810)には634個と寄進によってしだいに増加してきた。
 昭和43年には総数786個だったが、この中には玉以外のものもある。
 玉の内訳は、勾玉(まがたま)では硬玉製(104)・瑪瑙(めのう)製(132)・水晶製(7)・碧玉(へきぎょく)製(23)・鉄石英製(1)・滑石(かっせき)製(182)・蛇紋岩製(4)のほか、原始勾玉(18)・石質不明(10)・滑石製子持ち勾玉(9)・さらに滑石・碧玉・ガラスなどの管玉(くだたま)(37)・切子玉(5)・丸玉(6)・小玉(7)・算盤(そろばん)玉(1)・その他(20)などで、石器時代の玉類を合わせて591個である。
 ほかは自然有孔石や雑物で、これらは指定に含まない。
 玉類を多く蔵する神社はほかにもあるが、数が多いうえ内容が豊富な点この神社に並ぶものがない。