めいとくじのひきがえるさんらんち
明徳寺のヒキガエル産卵池
- 指定区分
- 市指定記念物
- 地区
- 松代
- 所在
- 長野市松代町豊栄
- 年代
- (なし)
- 指定等年月日
- 昭和42年11月1日
- 地図
-
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- 解説
- 明徳寺は海津城将高坂弾正忠(だんじょうのじょう)昌信の墓があることで有名な寺で、豊栄小学校の東の山のふもとにある。この庫裏の裏の小さな庭にある池がヒキガエルの産卵池である。
ヒキガエルは本州・四国・九州・大隅群島などに分布し、平地にも山地にも生息している。北海道の南西部にもいるが、自然分布かどうかは不明である。
おもに陸上で生活し、ふだんはあまり水に入らないが、繁殖期には池・水たまり、・水田などの止水の中で、長さ10mものヒモ状の卵塊を産む。この卵塊は寒天質で2000~8000個ぐらいの卵を含んでいる。
いわゆるガマの蛙合戦(かえるがっせん)池は県下はもちろん、長野市内にもいくつかあるが、明徳寺のようにりっぱな庭園の美しい池に数百匹のヒキガエルが群集し、また、それがよく保護されている例は少ない。
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