指定文化財詳細

しろとりじんじゃのもくぞうじんめ

白鳥神社の木造神馬

指定区分
市指定有形文化財 
地区
松代 
所在
長野市松代町西条 
年代
1849年(嘉永2年) 
指定等年月日
昭和53年3月25日
地図

サイトが別ウィンドウで開きます。
「同意する」ボタンを押すと地図が表示されます。

 

解説
 松代8代藩主真田幸貫が、真田氏を祭る白鳥神社に奉納したもので、神社境内にある馬廠(ばしょう)に安置されている。

 作者は諏訪の立川流彫刻の2代目立川和四郎富昌(琢斉と号す)で、幸貫の命で嘉永二年(1849)に制作したものである。
 総高172㎝、躰長158㎝、躰幅54㎝。欅材を用いた寄せ木造りで、細毛まで鮮やかに刻まれており、日本馬特有の、足は短いが頑丈な馬格をあらわしている。

 富昌の円熟期の作品で、立川流彫刻の傑作といわれているものである。