しほんちゃくしょくきじょもみじがりのず
紙本著色鬼女紅葉狩の図
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 長沼
- 所在
- 長野市大字長沼大町
- 年代
- 江戸時代中期以後
- 指定等年月日
- 平成3年2月28日
- 地図
-
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- 解説
- 戸隠に残る鬼女(きじょ)紅葉(もみじ)狩の古事を絵巻手法で描いた図で、縦80㎝、横135㎝の横長の大幅である。軸装する前は折りたたんで持ち歩き、絵解(①えと)きに公開されたものらしく数本の大きな折れ傷があり、また、全体に古色がかっているが、図は色彩、線描ともはっきりしている。
図には一靖斎原嵩の落款があるが、いつごろの画家かは明らかでない。しかし、画中の女人装束などに元禄時代の風俗がうかがわれることから、江戸時代中期以後の作と思われる。
大和絵風の中に菱川派の浮世絵の流れも見える極彩色画で、人物の姿態、表情が生き生きと描写され、岩山、草木など自然の風物も克明で臨場感に溢れている。
画中には短冊に入野薄・シカキ・シカラミ橋・矢坂・母袋・明野原・屏風(びょうぶ)岩・岩穴・幕入りの地名などが明記されている。
なお西嚴寺は浄土真宗京都本願寺の末寺で、寺伝によると、僧 空晴(俗称 成田下総守)が建長八年(1256)に下総国(千葉県)磯部郷に創建し、三世空念の代に現在地に移り、暦応元年(1338)同寺を建立したという。鬼女紅葉を討った平維茂(たいらのこれもち)は空晴坊の九代前の祖といわれている。
注①絵解(えと)き・・・平安時代末期以降に行われたもので、社寺の縁起や祖師の伝記を絵に描き、それを解説すること。
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