きんしかいかん(ながのけんながのこうとうがっこうきゅうみなみこうしゃ)
金鵄会館(長野県長野高等学校旧南校舎)
- 指定区分
- 国登録有形文化財
- 地区
- 長野
- 所在
- 長野市上松
- 年代
- 昭和14年
- 指定等年月日
- 平成15年4月8日
- 地図
-
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- 解説
- 長野県立長野高校の前身である上水内中学校は明治16年(1883)に設立されたが、改称などの変遷を経て、明治32年に長野県立長野中学校となった。この建物は昭和14年(1939)に県立長野中学校本館として建設されたものである。その後、長野県立長野高校南校舎として使われたが、平成11年(1999)に校舎改築に伴い、同窓会館「金鵄会館」として保存されることになった。現在は研修や学習室などに利用されている。
木造2階建校舎でモルタル仕上げとなっている。中央部の前面はタイル張りとし、宝形屋根を戴く塔屋を立ちあげる。中央に配された塔からはシンメトリー(左右対称)に両翼を伸ばしている。全体として洋風だが、軒先付近にやや反りを付けるなど和風の趣も感じさせる。教室の連続窓風の横長窓と塔屋部及び車寄の造形意匠に時代の特徴が良く示されている。
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