指定文化財詳細

みなかたじんじゃほんでん

南方神社本殿

指定区分
県宝 
地区
戸隠 
所在
長野市戸隠祖山 
年代
安土桃山時代 
指定等年月日
昭和37年7月12日
地図

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解説
　一間社流造で屋根はこけら葺とする。間口は94cm、奥行は148cm、高さは３ｍである。向拝の組物は出三斗で、中備は「かじの葉」の彫刻をいれた本蟇股を用いる。母屋は船肘木で、中備を省略する。繋虹梁は高低の少ない海老虹梁で一重眉を施す。軸材部は黒漆・朱漆塗とし、組物・蟇股・桁等を極彩色にする。覆屋内にあり、保存状態は良好である。様式から16世紀後半（室町時代後期）の建造物と推定される。