あらいのいちい
新井のイチイ
- 指定区分
- 県指定記念物
- 地区
- 鬼無里
- 所在
- 長野市鬼無里新井
- 年代
- 時代区分なし
- 指定等年月日
- 昭和37年7月12日
- 地図
-
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- 解説
- イチイ(学名:Taxus cuspidata)はイチイ科イチイ属で、別名をオンコ・スオウノキ・アララギなどといい、北信地方ではトガノキ、南信地方ではミネゾと呼んで、いたる所に庭木や垣根として見られる。元来北海道・本州中北部・四国の山地または亜高山に自生するもので、陰地を好み、生育は極めて遅い樹種である。一般には雌雄異株であるが、時に同株のこともある。雌株は赤い美しい実がなるのでよく知られている。材は緻密で光沢があり、建築・家具・細工物に用いられる。笏の材料としたところから位階の一位にちなみ名付けられたとされる。 新井のイチイは、雄木で樹高約20m、幹の目通り周囲は6.96mで、樹下面積は300平方メートルにも及んでいる。主幹の地上2mのところから7本に枝分かれしていて、樹勢は良好である。
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