かみあさののえきがみよけ
上浅野の疫神除け
- 指定区分
- 市指定有形民俗文化財
- 地区
- 豊野
- 所在
- 長野市豊野町浅野
- 年代
- 江戸時代
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
-
サイトが別ウィンドウで開きます。
「同意する」ボタンを押すと地図が表示されます。
- 解説
- 浅野と大倉との旧村境に建てられている。現状の高さは105cm、最大幅70cmの自然石に梵字と「疫神除」の文字が刻まれている。建立年代は不明であるが、疫病に対する予防医学の未発達な時代に生まれた信仰を伝えるもので、村へ様々な伝染病・悪性流行病をもたらすという疫(厄)病神の侵入を防ぐために、村境に「疫神除け」を建てたり、あるいは猛威を振わないように丁重に迎え入れ、丁重に村境から送り出す「疫神送り」等が盛んに行われた。無病息災を願う小正月の「どんどやき」もその一つである。浅野は古くから交通の要所であり、そのために疫病が頻繁に流行した事を物語っている。現在は「赤地蔵さん」と呼ばれている。
この文化財を見た人は、ほかにもこの文化財を見ています。
宝蔵院の十王像 |
観音山石造三十三観音像 |
北石の石殿型庚申塔① |
多賀神社の石殿型庚申塔 |
一里山の石仏群 |
---|