あらくらやまじんじゃほんでん
荒倉山神社本殿
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 鬼無里
- 所在
- 長野市鬼無里上新倉
- 年代
- 明治時代、1878年(明治11)
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 荒倉山神社は、もとは八幡社といい、誉田別命を祀り、安和2年(969)の創建と伝える。集落上部の平坦地にあり、本殿・拝殿と神楽殿が相対している。
本殿は覆屋の中にある一間社流造の社殿で、向拝の虹梁や木鼻、海老虹梁などは伝統的な技法で仕上げられているが、肘木の繰り形や台輪の先端の細工は省略されている。文書では元禄3年(1690)、文化13年(1816)に本殿の再建があったと記され、現在の社殿は明治11年の再建である。大工は棟札などから戸谷佐四郎ほかと分かる。