おうばじんじゃほんでん
大姥神社本殿
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 鬼無里
- 所在
- 長野市鬼無里日下野親沢
- 年代
- 明治20年頃
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 大姥神社は、親沢の産土神で、磐長姫命を祀る。虫倉山に連なる山の中腹にあり、虫倉山の大姥伝説をもつ「七大姥」の1社。
本殿は覆屋のなかにある一間社流造の社殿で、正面は近世後期の社殿のようにみえるが、向拝内部や母屋には省略された部分が多い。向拝の正面にみえる垂木は向拝の桁でとまり、向拝と母屋の桁は板軒で繋がれ、虹梁はなく、また、母屋の柱は桁まで延び神明造のような形となるなどの構法をとっている。
向拝には明治19年銘の神鏡があり、拝殿の天井絵には同22~25年の銘があり、同25年の奉納額などがあるので、本殿もこの時期の建築と考えられる。