てんじんしゃほんでん
天神社本殿
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 鬼無里
- 所在
- 長野市鬼無里岡
- 年代
- 寛政2年(1790)
- 指定等年月日
- 平成17年1月1日
- 地図
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- 解説
- 天神社は、集落上の山腹にある神社で、菅原道真を祀る。
本殿は覆屋の中にある小規模の一間社見世棚造の社殿である。屋根は横板葺で、垂木はなく、屋根葺材が化粧板軒を兼ねている。
間口8寸8分、母屋の柱間7寸6分、向拝柱間7寸で、枝割としては、それぞれ22・19・17.5となり、江戸中期ころの割合をもっている。
「上水内郡神社誌」(長野県神社庁上水内郡支部・昭和38年)には寛政2年(1790)の棟札が報告されていて、本殿の部材の風蝕程度からみても建築年代はこれに該当すると考えられる。