にほんくれーんきょうかいながのしぶはくぶつかん(きゅういけだけいさつしょちょうしゃ)
日本クレーン協会長野支部博物館(旧池田警察署庁舎)
- 指定区分
- 国登録有形文化財
- 地区
- 篠ノ井
- 所在
- 長野市篠ノ井布施五明
- 年代
- 明治時代
- 指定等年月日
- 平成17年2月28日
- 地図
-
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- 解説
- この建物は、池田警察署の庁舎として、明治26年に長野県北安曇郡池田町に建設されたものである。昭和26年新庁舎建設に伴い、水利事務所、町公民館などに利用され、昭和63年現住所に移築された。
移築当初は財団法人長野県自動車学校事務局が所有し、「長野県自動車関係資料保存館」として利用していたが、平成14年からは社団法人日本クレーン協会が所有している。
正面中央に寄棟造の玄関ポーチを突出させ、2階をひと回り小さく造る建築構成や、2階の腰壁を設けずに配した上げ下げ窓の構えに特色がある。また、軒先に取り付けられた「バージ・ボード」(飾り板)も時代の意匠的特徴をよく示している。バージ・ボードとは、糸のこで切った簡単なパターンの小板を削って軒先に張り並べたものであるが、この建物では1階2階ともに張り巡らされており、レースのようなしゃれた装飾となっている。
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