ほうりじんじゃほんでん、はいでん
祝神社本殿、拝殿
- 指定区分
- 国登録有形文化財
- 地区
- 松代
- 所在
- 長野市松代町松代
- 年代
- 本殿:文化9年、拝殿:文化12年
- 指定等年月日
- 平成17年12月27日
- 地図
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- 解説
- 祝神社は松代町方の総鎮守神、産土神(うぶすながみ)として地元で親しまれ、松代藩主真田家の帰依も厚かった。
本殿は文化9年(1812)に建てられた、銅板葺の二間社(にけんしゃ)流造(ながれづくり)の社殿で、縁及び浜床(はまゆか)を高くとり、均整のとれた外観を示す。脇障子に唐獅子を表し、向拝(こうはい)中備の龍や木鼻(きばな)の象など、各所に彫物をあしらい華やかに飾っている。
拝殿は文化12年(1815)に建てられたもので、桁行(けたゆき)7間、梁間(はりま)3間規模、入母屋(いりもや)造、桟瓦(さんがわら)葺、妻入(つまいり)の社殿である。正面向拝は唐破風(からはふ)付きで、彫刻で飾る。内部は2室で、奥間の床を一段高くする。正面1間を吹放し、3方に縁を廻す。鬼瓦には、真田家の家紋である六連銭(むつれんせん)を表す。本殿と同年代の建立一体となって歴史的景観を形成している。
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