あんようじけいだいしゅつどいぶつぐん ごりんとう・ほうきょういんとう・きょうせき
安養寺境内出土遺物群 五輪塔・宝篋印塔・経石
- 指定区分
 - 市指定有形文化財
 
- 地区
 - 信州新町
 
- 所在
 - 長野市信州新町上条
 
- 年代
 - 室町時代
 
- 指定等年月日
 - 平成22年1月1日
 
- 地図
 - 
        
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- 解説
 -  昭和10年(1935)に安養寺南斜面下に産業組合の建物を建てる際の、地均し工事に伴って五輪塔・宝篋印塔・経石が多数出土しました。このうちの宝篋印塔の一つに、嘉慶二年三月日(1388)の紀年銘があり、造立年代を知ることができました。
また、これらと共に、古瀬戸巴紋瓶子(こせとともえもんへいし)の蔵骨器も出土しました。
経石の経文は大無量寿経と考えられ、この地に経塚が造られたことを推定させます。安養寺の東方には香坂氏居館の伝承地があることから、中世に町内牧郷を中心に私牧を経営した香坂一族にゆかりのあるものと考えられています。 





            
            
            