ばぐ(かこ)
馬具(鉸具)
- 遺跡群
- 湯谷東古墳群(7基)
- 遺跡・地点
- 湯谷1号墳
- 時代・時期
- 古墳時代
- 地区
- 長野
- 所在
- 上松(湯谷)
- 調査年度
- 1973
- 地図
-
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- 解説
- 鉸具(かこ)は刺金(さすが)を帯にあけた孔にさしこんでとめる帯の留金具のひとつです。現在のベルトのバックルと同じ構造です。もともと遊牧民族の服飾として発達したもので、東アジアでは漢代に現れて、それ以後普及しました。朝鮮半島や日本では古墳から出土する帯金具や馬具の帯留金具として使用されたことが知られています。湯谷1号墳では兵庫鎖に繋がった大型の鉸具が出土していることから、馬具の革帯を留める金具として使用されたと考えられています。