はいづかだんちぞうせいちてん
灰塚団地造成地点
- 遺跡群
- 石川条里遺跡
- 遺跡番号
- E-①
- 種別
- 生産地
- 時代
- 弥生・古墳・奈良・平安・中世・近世・近代
- 地区
- 篠ノ井
- 所在
- 石川・二ツ柳・塩崎・みこと川
- 調査年度
- 2002
- 地図
-
サイトが別ウィンドウで開きます。
「同意する」ボタンを押すと地図が表示されます。
- 解説
- 石川条里遺跡は、長野盆地南部に発達した千曲川左岸の後背湿地に立地する、弥生時代から近世までの水田遺構を主体とした生産遺跡です。条里遺構、すなわち現代の水田区画に残る古代の条里地割に基づく遺跡で、その範囲は篠ノ井塩崎・石川・二ツ柳に広がる水田地帯全域にわたります。
本地点は遺跡の南西部に位置しています。宅地造成事業にともない平成14年(2002)に調査が行われ、古墳時代前期~中期の竪穴住居跡8軒、および、平安時代の畑跡とみられる畝状遺構と井戸跡3基を検出しました。調査地は地形的に低湿地内の微高地に位置しており、周囲の水田域とは異なる土地の利用形態が認められる点が注目されます。
この文化財を見た人は、ほかにもこの文化財を見ています。
石川条里遺跡 |
福土遺跡 |
川柳地区団体営圃場整備地点 |
県営みこと川団地地点 |
市道篠ノ井南64号線地点 |
---|