SDZ-9
SDZ-9
- 遺跡群
- 篠ノ井遺跡群
- 遺跡・地点
- 聖川堤防地点
- 地区
- 篠ノ井
- 所在
- 塩崎(東篠ノ井・上篠ノ井・庄ノ宮・平久保・山崎
- 調査年度
- 1989
- 地図
-
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- 解説
- 周溝開口部が突出した前方後方形を呈し、周溝規模は最大長20m強、周溝区画の内法で一辺11m強を測る大形の周溝墓です。周溝は幅最大4.2m、部分的に幅と深さを減じ、確認面からの溝の深さは70~60cmを測ります。上部は既に削平されており、明確な盛土層や盛土内に構築されていたと予想される埋葬施設は確認されませんでした。
周溝内からは、周溝墓に伴うものとして7点の土師器が出土していますが、なかでも赤色塗彩され焼成前に底部を穿孔した壺3点は埋葬行為に伴って製作された供献用の壺と想定されます。
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