むればいぱすCちてんいせき
牟礼バイパスC地点遺跡
- 遺跡番号
- A-078
- 種別
- 集落跡
- 時代
- 平安・中世・近世
- 地区
- 若槻
- 所在
- 若槻東条 蚊里田
- 調査年度
- 1984
- 報告書
- 牟礼バイパスB・C・D地点遺跡
- 地図
-
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- 解説
- 三登山と若槻・豊野丘陵の間に形成された土京川の小規模扇状地上に立地する遺跡です。主要地方道長野荒瀬原線(牟礼バイパス)の建設に伴い昭和59年(1984)に発掘調査が行われ、平安時代から近世までの遺構を検出しました。
主体を占めるのは平安時代後期(おおむね10世紀後半)の遺構で、竪穴住居跡3軒・溝跡1条を検出しました。これらの遺構からは土師器・灰釉陶器といった土器とともにフイゴ羽口や鉄滓も出土しており、近隣に鍛冶関連の遺構が存在する可能性が考えられています。
特徴的な遺物に、1号住居跡から出土した銅椀や、溝跡から出土した軒丸瓦があります。軒丸瓦の文様構成は凸鋸歯文縁複弁八弁蓮華文で、いわゆる「善光寺瓦」と呼ばれる善光寺境内から多く出土している軒丸瓦と同氾でした。どちらも寺院跡や役所跡から出土することが多い遺物であり、本遺跡のような一般的な集落遺跡で出土した理由は明らかではありません。ただ軒丸瓦については、本遺跡の北方にある田中窯や、東方にある東沢窯など、古代に瓦生産を行っていたと考えられる窯跡との関連性が指摘されています。
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