かみいけのたいら4ごうふん
上池ノ平4号墳
- 遺跡群
- 地附山古墳群(7基)
- 遺跡番号
- A-111-4
- 種別
- 古墳
- 時代
- 古墳
- 地区
- 長野
- 所在
- 上松
- 調査年度
- 1986
- 報告書
- 地附山古墳群
- 地図
-
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- 解説
- 1986(昭和61)年に行った上池ノ平3号墳の発掘調査中に、上池ノ平5号墳と供に確認された古墳です。上池ノ平3号墳とは谷状の断層凹地をはさんだ傾斜地に、5号墳と供に並列して築造されています。両者の距離は約5mと近接しており、墳丘の復元径も約9mと小型であることから、上池ノ平1~3・6号墳の4基との格差は歴然としている状況です。また、墳丘の盛土がほぼ大小の凝灰岩礫で占められており、一見積石塚古墳を呈する点も様相を異にしています。
埋葬施設は、天井部が失われた石室の下部構造のみが検出され、ここでも横口構造が認められています。石室内からは平安時代の土師器甕が2個体出土しており、後世に再利用された痕跡と考えられています。他には墳丘の盛土から須恵器甕1個体の破片が出土しました。
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