むらひがしやまていせき
村東山手遺跡
- 遺跡番号
- F-029
- 種別
- 集落跡
- 時代
- 縄文・弥生・古墳・奈良・平安・中世
- 地区
- 松代
- 所在
- 松代町大室 村東山手
- 地図
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- 解説
- 大室谷扇状地の扇端付近に位置する縄文時代~中世までの複合集落遺跡です。上信越自動車道建設に伴い、財団法人長野県埋蔵文化財センターによって平成元年~平成2年(1989~1990)に調査されました。
縄文時代では草創期から晩期の遺物が検出され、中期末葉と後期前半については居住施設も確認されました。また、弥生時代後期では土坑墓・円形周溝墓が複数検出され、古墳群形成以前よりこの地域が墓域として利用されていた状況が推測できます。なお、調査地内には栗林紀道氏命名による既知の古墳6基が存在しており、調査ではさらに1基の古墳が発見されました。
これら7基の古墳は調査終了後破壊されてしまいましたが、23号墳については長野市教育委員会によって現在の位置に移築復元されました。