おおむろこふんぐん きただにしぐん
大室古墳群 北谷支群
- 遺跡番号
- F-116
- 種別
- 古墳
- 時代
- 古墳
- 地区
- 松代
- 地図
-
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- 解説
- 大室谷支群とともに古墳密集度の高い地域であり、中央支脈と尼厳山の支脈である金井山(標高495m)とに挟まれた谷部に位置し、全長約1kmの谷あいに208基の古墳が立地しています。支群内は更に大道東山手地区の扇状地上と、北谷・中谷・臼窪と呼ばれる3つの谷に分岐しているが、大室谷支群ほど垂直分布は激しくありません。
谷裾部の扇状地上には266~430号墳の80基が分布していますが、このうち昭和44年(1969)に県農業大学校建設工事に関連する43基が調査対象とされ、うち19基が現状保存されました。北谷には標高465~500m付近に286~347号墳の27基があります。更に谷奥の東側となる標高455~500m付近の通称チガヤ窪には、321~333号墳の14基が分布しています。
墳丘の残存状態が良好な古墳が多い中谷には、標高400~500m付近で、356~420号墳の64基が分布しています。古墳群の分布状態が良好に観察できる場所でありますが、谷奥にある採石場へ至る作業道が建設されており、ダンプカーの往来が激しい場所です。このうち、356・357・394・395・396・399号墳の6基が合掌形石室といわれており、臼窪の谷には437~453号墳の22基が分布しています。
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