指定文化財詳細

ごこしょ

五鈷杵

指定区分
重要美術品 
地区
長野 
所在
長野市大字長野元善町 
年代
鎌倉時代後期 
指定等年月日
昭和18年10月1日

 

解説
 密教法具である金剛杵(こんごうしょ)のひとつで、金属で作られるので五鈷杵(ごこしょ)と書くが、杵の先端が五枝に分かれているところから五股杵とも書く。また、五股金剛杵ともいう。
 金剛杵はもともとインドの武器をかたどったもので、煩悩を退治する金剛の智をあらわし、五鈷杵はつまり五智をあらわしている。
 この五鈷杵は青銅に鍍金(メッキ)を施した金銅製で、中央鈷は角形、脇(わき)鈷はくちばし形に突起して、ゆるやかに内側に向かって湾曲している。把(は)(握るところ)の中央に鬼目(きもく)をつくり、その上下に蓮弁を飾った一般的な形のものである。
 様式的には和様(わよう)に属し、鈷の匙(さじ)面がなく、また、鈷の湾曲も弱く、把の突起部が外反(そとぞ)りになっており、鎌倉時代も後期の作である。 

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