やざわけのおもてもん
矢沢家の表門
- 指定区分
- 市指定有形文化財
- 地区
- 松代
- 所在
- 長野市松代町松代
- 年代
- 江戸時代後
- 指定等年月日
- 昭和42年11月1日
- 地図
-
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- 解説
- 長野電鉄松代駅通りと、東西に通う道路の交差点の東角にある。この東西に通ずる道路は旧藩時代の松代城登城道で、その両側には真田家の家老職の屋敷が並んでいた。
矢沢家の始祖綱頼は真田家の始祖幸隆の弟で、矢沢家は真田家重代の筆頭家老を務めてきた家である。江戸時代初期には2100石余、中期以後は1400石の禄と預(あずかり)同心40人の、藩中最高の家格だった。
この表門は寛政4年(1792)の建築であることが、平成18年の調査により判明した。
間口13.19m、奥行き3.72m、門部5.89mあり、三間一戸、両開き大扉付きの長屋門(ながやもん)平入(ひらいり)で、屋根は入母屋の瓦葺きである。軒はまばら垂木(だるき)(①)、壁は漆喰(しっくい)で武者窓が付き、腰下を下見張りにしている。左の同心部屋は4畳、右の同心部屋は4畳と8畳の2間である。
門部の本柱(正面の2本の柱)間3.1m、本柱わきの左が潜(くぐり)板戸、右が板戸で門扉には入八双(②いりはっそう)金具を用いている。
城門を思わせるもっとも格式の高い門である。
平成17年(2005)の火災により類焼被害を受けたが、約2年間の修復工事を経て甦った。
注① まばら垂木・・・相互の間隔が粗く配置されている垂木。
注② 入八双(いりはっそう)金具・・・板扉などに用いる金具の一種。
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